多くの方が悩む腰痛の原因とは?
腰痛の原因を知っていますか?
歳を重ねるごとに、多くの方のお悩みとなる腰痛。若い頃は特に気にしていなかったのに、近頃はどうも腰の痛みが気になる……そんな方も少なくありません。
近頃は長時間のデスクワークやパソコン・スマホの使用で若い世代の方でも腰の痛みを抱えていることも多いですが、年齢を重ねれば腰痛のリスクは更に高くなります。
座ったり立ったり、歩いたり……スポーツのような激しい運動だけではなく日常的に行なうあらゆる動作に関係する腰の痛みは、できるだけ早めに取り除いておきたいですよね。
そのための第一歩が、「自分の腰痛は一体何が原因で起きているのか」を把握すること。
もちろん自己判断には限界がありますし、極端に思い込んでしまうのはかえって危ないことですが、腰痛は主にどんな原因で起こるのか、原因によって症状にはどんな違いがあるのかをある程度知っておくのも大切です。
気になる症状があった場合は、ぜひ接骨院や病院に相談してみてくださいね。
腰痛の主な原因
腰痛の主な原因として、一番多いのが「慢性筋肉性腰痛症」と呼ばれるものです。簡単にいえば、筋肉に疲労が溜まって起こる、ごく一般的な腰痛のことですね。
例えば一日座りっぱなしだった後など、腰が痛いようなだるいような感覚になることがあります。
軽い症状なら腰に負担のかからない暮らしに戻ればすぐに問題なくなりますが、常に腰に負担がかかる生活をしていると慢性化し、鈍く痛むようになります。
より激しい痛みを感じる場合、ヘルニアの可能性もあります。
普段から腰に負担がかかる生活が続いている、椎間板が老化している、骨盤が歪んでいる……こういった状態のときに腰に大きな力がかかるとヘルニアになり、激しく腰が痛むことになります。
ぎっくり腰とも似ていますが、より症状が重くなりがちです。
ヘルニアの場合、坐骨神経痛の症状がみられることもあります。腰だけではなく、臀部や足にもしびれや痛みを感じる場合は坐骨神経痛の可能性があります。
慢性的な腰痛やヘルニアなどでは座っているときや腰を曲げた際に痛みを感じることが多いですが、立っている状態で痛みやしびれを感じる場合は腰部脊柱管狭窄症が原因の腰痛かもしれません。
腰の痛みの他、足の裏まで痛んだり、足がしびれてもつれたりといった症状があります。女性よりも男性にやや多いですが、当然女性でも発症するケースはよくあります。
腰痛を和らげるために
腰痛の治療には、原因や症状によって様々なアプローチがあります。
例えば症状によっては手術が必要になることもありますし、逆に手術よりも整体が効果的なこともあります。
どちらにせよ必要なのは、腰痛の原因がどこから来ているのかを正しく判断し、症状の程度についてもしっかり把握すること。
腰痛に悩んでいるけれどどういった治療が効果的なのかわからないという方は、ぜひお気軽にご相談ください。