盛岡市 腰が痛い時に椅子から立ち上がる方法を岩手県滝沢市の整体師が解説

こんにちわ。

岩手県で唯一の腰痛ヘルニア専門の整骨院を経営しております

院長の堀井です。

ぎっくり腰、慢性腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛、すべり症、分離症ならお任せください。

 

急に腰が痛くなってしまった時なら当然ですが、

慢性的に腰が痛くても、椅子から立ち上がる瞬間は

腰が伸ばせなくて辛い思いをすることってありませんか?

 

この記事では、

なぜ腰が伸ばせなくなるのか?

どうやって立ち上がれば痛みを軽減することができるのか?

 

その2つについて解説していきます。

 

1.なぜ腰が伸ばせなくなるのか?

 

まずは、腰が伸ばせなくなる理由ですが

それについては座り方にあります。

 

どのような座り方かと言いますと、

 

「体が丸まっている姿勢」

 

が原因です。

 

よく

「姿勢が悪い」

「猫背だね」

言われたことがあるかもしれませんが、

 

上記2つの姿勢には共通点がありまして、

骨盤が後ろに倒れているんですね。

 

 

このような姿勢です。

 

では、骨盤が後ろに倒れている事で腰にどんな

影響があるのか?

 

それは、骨盤が後ろに倒れると2つの筋肉が多大な影響を受けます。

 

1.脊柱起立筋

2.腸腰筋

 

この2つです。

 

まず一つ目の脊柱起立筋とは体の後面にあり、

首から腰までつながっているとても長い筋肉です。

 

 

骨盤が倒れてしまうと、

体が丸まってしまうので長時間座った姿勢でいることで筋肉が

伸びすぎてしまい、いざ立ち上がろうとした瞬間に

筋肉を縮めることがことができずに痛みを感じてしまいます。

 

2つ目の腸腰筋ですが、

背骨の前面から股関節に付く筋肉です。

 

腸腰筋とは、

大腰筋

腸骨筋の

2つの筋肉を合わせた筋肉の事をいいます。

 

体が丸まってしまうと、

この腸腰筋が硬くなってしまいます。

椅子から立ち上がろとしても、長時間の同じ姿勢により

柔軟性を失ってしまい、うまく腰を伸ばせなくなっています。

 

そうなると、少しの時間体をくの字にして歩く事になります。

ただ、ある程度の時間が経てば徐々に伸ばせるようになり

通常に戻ります。

 

それでも、毎回その痛みを伴うのは嫌ですよね?

立ち上がった時から腰を伸ばせるようになることができれば

どれだけ良いか・・・

 

 

そこで、ここからは簡単にその日、いや今から腰を伸ばして立つことが

できる方法をお伝えいたしますね。

 

2.どうやって立ち上がれば痛みを軽減することができるのか?

 

ここが一番知りたいポイントですよね。

それは・・・

 

最初から

「腰を伸ばして立つ」

ことなんですね。

答えを知れば当たりまえに思うかもしれませんが

これが

以外に思い付きません。

 

では、順番ですが

 

1.椅子に浅く腰をかける

2.足をなるべく手前に寄せる

3.腰を伸ばす

4.目線は真っすぐで下を向かない

5.手はももの上か椅子を押すようなイメージ

 

このまま立ちあがってみてください。

なるべく腰に力は入れずに

 

「足の力で立つ」

 

ことを意識してください。

 

※膝が痛い人は無理しないでください

 

頭のてっぺんが上に引っ張られている状態を

イメージすると分かりやすいかもしれませんね。

 

この立ち方ですと、余計な力が腰にかからず

なおかつ上記に書いた

 

・脊柱起立筋

・腸腰筋

 

の二つがうまく拮抗しどちらかに負担をかけることがなくなります。

 

ただこれはあくまで椅子から立ち上がる時を解説したものです。

 

基本的に腰痛や急に腰が痛くなってしまった方には

床に座る生活はおすすめしません。

 

3.床から立ち上がる時は?

 

どうしても床に座って立ち上がるケースも出てくると思います。

そのような時は、近くにあるテーブルか椅子などに手をかけて

なるべく腰に力が入らないようにしてください。

 

とても単純な事ですが、効果は高いですよ。

 

4.まとめ

 

立ち上がる時に痛い場合は、

腰を前後に曲げずに立ち上がると痛みを伴うことが少なくて済みます。

また、痛い時に限らずに日頃から気をつけておくだけでも

再発するリスクも避けることに繋がります。

 

何事も、予防が大切です。

痛めてから後悔しても遅いのです。

 

ぜひご参考になさってみてください。