ヘルニアは運動をすると改善するのか?岩手県の整体師が解説
こんにちわ。
岩手県盛岡市・滝沢地域で唯一の腰痛ヘルニア専門の整骨院を
営んでおります。
院長の堀井です。
今日は
「ヘルニアは運動した方がいいんですか?」
と、よく受けるご質問について解説させていただきます。
ヘルニアになると
足が痺れる…
前かがみになると足が痛い…
などの症状が出ると思います。
《目次》
・ヘルニアとは?
・ヘルニアになって時の選択肢は?
・運動をして改善する人とは?
・おすすめの運動とおすすめできない運動とは?
・まとめ
ヘルニアとは?
ヘルニアは、椎間板の間にある髄核と呼ばれる軟骨が後ろに飛び出ることで
神経圧迫することで痛みや痺れがでることを言います。
これは人によって痛みやしびれがでる範囲は変わってくるのですが、
腰、お尻、ふともも、ふくらはぎ、すね、足の甲、脚の裏、足指
が主です。
一度この症状が発症してしまうと
長い期間苦しむことになります。
仕事や家事にも影響しますし、
痛くてどこに出かけるのも辛くなるからです。
日常生活がとても脅かされてしまいます。
最悪、早くこの痛みから解放されたくて手術を検討する方も
いるくらいですね。
ヘルニアになった時の選択肢は?
では、ヘルニアになった時にどうするのか?
いろんなことが考えられますよね。
1.病院に通院
2.マッサージ屋さん
3.整骨院
4.鍼灸院
5.カイロプラクティック
6.整体
またご自分でできることは、
1.運動
2.温泉
3.ストレッチや体操
などです。
この中でも一番取り組みやすいのが運動でしょう。
運動は手軽にできて取り入れやすいですからね。
ただ、気を付けていただきたいのが自己流の運動や
テレビでやっている運動を行うと悪化してしまいリスクがあることも
頭に入れておいてください。
では、なぜ運動によって改善することができるのか?
運動をして改善する人とは?
運動不足になると血流不全が起きて筋肉や関節の動きが悪くなってしまいます。
それにより背骨に負担がかかってしまいヘルニアになるのですが、
運動で改善が見込める方は、とても軽いヘルニアなんです。
だいたいは、ご自分で改善することが難しい疾患。
この方は大抵ご自分でもなんとかできます。
しかし、ご自分では解消できない人もいます。
それは、運動不足ももちろんですが、
骨盤が固まってしまっていて身動きが取れなくなってしまう場合なんです。
この身動きが取れなくなる要因としては、
・普段歩かない
・足を組む
・長時間の中腰
・長時間の座りっぱなし
・床にあぐらや座椅子の生活
・ソファーにだらっと腰をかけている
が、あります。
これが一つくらい当てはまるのであればいいのですが
何個も重ねってしまうと少し運動をしたから改善する
ヘルニアではなくなってしまいます。
おすすめの運動とおすすめできない運動とは?
おすすめする運動は、
とても簡単なんですが、
・よく歩くこと
・仰向けのまま足首を交互に動かすこと
この2つです。
なぜなら、人は二足歩行になった時点で歩くのが基本の
生き物なわけです。
それを使わなくなった時点で
「もう俺働かなくいいのかな?」
と判断してしまい、
機能として落ちてしまうんです。
なので、まずは良く歩くことをしてあげるだけでも
再度機能がちょっとずつですが、取り戻すことに
より腰にかかっていた負担も少なくなってきます。
ただ、どうしても痛くて歩くのが難しい方もいますよね?
「とても長時間歩くのは無理」
というお言葉もお聞きします。
もし、それが難しいのであれば
「足首を交互に動かすこと」
をやってみてください。
これは、歩くのと同じ運動になるからです。
骨盤の部分を触って足を動かしてみてください。
触っている部分が動くのがわかりますか?
足首と腰は連動としているので、
それだけでも骨盤がよく動くようになりますよ。
ここからは、
おすすめできない運動ですが、
・筋トレ
・ウオーキングマシーン
この2つ。
どうしてかと言うと、
負担が大きすぎます。
特に腹筋と背筋を鍛えることは、病院などでも推奨されていますが
それだけ鍛えてよくなる人はごく少数に限られます。
ある程度痛みが取れてきたら再発予防で行う分にはいいのですが
筋肉をつけることで筋肉は固くなる性質があることをぜひ覚えていてもらいたいです。
また、スポーツジムにあるウオーキングマシーンですが、
あれは、機械に無理やり動かされているために
人が本来進む方向とは逆行しているので
いわゆる「歩行」とはちょっとずれてしまっている。
上記の理由により2つのことは最初はお勧めできません。
ただ、目的があってやるのであればOKです。
カロリーを消費したい、筋肉をつけたいなど。
ヘルニアを改善するのが目的であれば
・歩くこと
・足首を交互に前後に動かすこと
を推奨いたします。
まとめ
いかがでしたか?
行っていい運動と行ってはいけない運動
ご理解いただけましたでしょうか?
決して筋トレやなどを否定しているわけではありません。
もしも、なかなか改善しない方は、この記事にあてはまっていませんか?
当院では、骨盤の機能を取り戻して動ける体を作るとともに
骨盤が滑らかに動けるようになる「骨トレ」というものをご指導させていただいております。