こんにちわ。

岩手県で唯一の腰痛ヘルニア専門の整体院の堀井です。

慢性腰痛・椎間板ヘルニア・坐骨神経痛・脊柱管狭窄症・分離症・すべり症ならお任せください。

 

今日のテーマは、すべり症はなぜ起こるのか？

と、それに対しての改善方法をお伝えしていきますね。

 

すべり症とは？

 

その名の通り、背骨がすべっている状態をいいます。

下の背骨に対して上の背骨が前方に出ることです。

 

このようになる原因は、主に二つありまして

加齢により靭帯や関節の安定性が失われてすべるものと、

 

分離症といいまして、若い人がなるのですが、

「椎弓」という背骨の関節に骨折が起きそこがくっつかないままだと

時間の経過とともに支えがきかなくなりすべりはじめます。

 

どんな症状が出るの？

 

主に腰の痛みと坐骨神経痛です。

なぜならすべったことにより、背骨で神経が圧迫を起こすからです。

重症になると、長い時間歩けなくなる

「間欠性破行」がでます。

労災疾病等医学研究普及サイトから引用

 

これは、脊柱管狭窄症に多いのですが、

歩き始めると痛みがでて歩けなくなり

少し休むと神経の圧迫が弱まるので再度歩くことができることをいいます。

 

歩けない人になると、激痛で５分も歩けなくなる人もいますね。

 

どんな治療法があるの？

 

これには二つありまして、

保存療法と手術療法。

 

保存療法とは、ブロック注射、電気、シップ

やマッサージやストレッチのリハビリが主です。

すなわち手術しない方法ということです。

 

もう一つは、すべっているのを固定する手術になります。

これはもう痛くてどうしよもない人やすべり具合が重度の人は

選択した方がよいでしょう。

 

ご自宅でできるケアの方法

 

急に痛みが強くなった場合は、急性期といいまして

神経の部分で圧迫が起き強い炎症が起きているケースがあります。

 

そんな時は、アイシングを行ってください。

え？冷やすんですか？

今まで温めるのが良いと思っていました・・・

 

など、声を聞くのですが、

ぜひ騙されたと思ってやってみてください。

 

今からその理由を説明しますね。

 

そもそもすべり症になった原因として

普段の体の使い方によるものや、座り方によって

筋肉が多大な影響を受けることによって

それを支えることができずに今度は背骨に負担がかかります。

すなわち背骨の関節のスムーズ差が同時に失われます。

 

これが長年の蓄積によって破綻を起こしすべり始めるのです。

 

そう考えるとですよ、

元をたどれば筋肉の硬さから来るものものなのですが、

早く楽になりたくて温める選択をする人が圧倒的に多い。

 

確かに温めると一時的に楽にはなります。

それは、

温めることで

『閾値』

というものが高まるからなんです。

 

朝霞台整骨院NAOの毎日を元気に！さんから引用

 

初めて聞く言葉だと思いますが、

閾値とは、痛みを感じるレベルのことで、

これが低いと痛みを感じやすく

高いと感じにくくなります。

 

お風呂に入って楽になるのは、

閾値が上がるので

痛みを「感じにくくなる」から。

 

つまり、気のせい・・・

ということになります。

 

お風呂から上がったらまたすぐに痛くなりますよね？

覚めたら閾値も下がります。

 

ご理解いただけましたか？

 

温めると筋肉が硬くなる？

 

実は筋肉は、温めると硬くなってしまいます。

なぜなら、

筋肉とはたんぱく質でできています。

たんぱく質は温めると変性といって

性質が変わってしまいます。

 

簡単に言うと

柔らかい筋肉が硬くなる。

 

例えば、お肉を焼きすぎると硬くなって黒くなってしまいますよね？

すぐになるわけではないですが、

徐々にです。

 

これではよくなることはなく悪くなってしまう一方です。

 

では、どうすればいいか？

それは上記でも書きましたが、

逆のこと「アイシング」をすれば解決します。

 

すべり症などの強い痛みや痺れがあるときは

必ず炎症が起きるからです。

 

ちなみに時間は２０分程度で

その後1時間くらい空けてを繰り返します。

 

特に一日何回までという決まりはありませんので

できる範囲で行ってください。

 

神経にあたっているとそれはもう我慢できないくらいの

痛みが走ります。

 

アイシングはそれを押さえてくれる火消し役。

消防隊さんみたいなもんです。

 

これを行うことで痛みは緩解し始めます。

 

では、当院では何ができるのか？

 

緩解し始めた後で考えことは、

神経の圧迫されている部分をどう和らげるか。

 

これは、筋肉や関節の動きが阻害されてしまっているので

そこを施術して負担を軽減する必要がありますね。

 

ずれているのを治すことはできませんが、

負担を外してあげることで

神経の圧迫を少しずつですが、

弱めることはできる。

 

一番重要なのは、

仙腸関節と呼ばれる骨盤の関節と

股関節です。

 

 

ここは、体の一番大切な関節なのですが、

ここが動かなくなる人が大半です。

 

その２つをどう動くようにできるか。

それがすべり症の改善のカギになります。

 

もちろんすぐに痛みが改善するのか？

と聞かれてもそれは難しいです。

骨がずれてますからね。

 

ただ、お時間をいただけるなら

お役には立てるかと思います。

 

まとめ

 

すべり症は改善しない・・・

そう思っていませんか？

 

かといって手術も怖いし良くなるかならないか

リスクがあるって知り合いから聞いたこともあるし・・・

 

悩んでいる方は、

まずはアイシングから始めてみてはいかがですか？

きっと良い効果が見られると思いますよ。